ブログを書くのが趣味である。

そして、ブログを書くのとは別に、ブログを作るのもまた趣味のひとつである。これまで何度も、いろんなプラットフォームでブログを作ったり、壊したり、書いたり、消したりしてきた。

いまのブログの仕組み（microCMSで管理）にはある程度満足していて、1年半くらいはこのブログを使っている。しかし、気分によって書きたい媒体が変わるので、このブログだけではなくnoteやしずかなインターネットにも書いたりしている。

特に、noteで書きたい理由のひとつは、記事が流通する仕組みが確立しているので、自分を知らない人にも記事を見つけてもらえるからだ。たとえば、少し前に書いた「書店に行き、そのとき読みたい本を1万円分買う」はけっこう多くの方に読んでもらったが、これはこの個人ブログでは起こり得ないことだと思う。noteのエコシステムに乗っかったからこそ、まったく関わりのない人の手に届いた例だ。

コメント機能があるのもいい。このブログにはコメント機能はないが、noteなら誰でも気軽にコメントを送り合える。こうした直接的なフィードバックはシンプルに嬉しいし、ほっこりする。記事を書く原動力になる。

ただ、一方で、逆にそうしたエコシステムの中に置いておきたくない記事、というのもある。この記事がまさにそうだ。別に、たくさんの人に届かなくてもいい。Xのタイムラインで見てもらって、「なんかおもろそうやな」と思った知人数人にざっと流し読みしてもらうだけでもいい。こういう記事はnoteに書くより、個人ブログのひっそり書くのが合っている。

ただそれも結局は気分の問題であって、確固たる基準は一切ない。マジでない。

よく、まったく同じフォーマットで何年も、下手したら何十年もブログを書き続けている人がいるが、ああいうのは絶対無理だなと思う。