子供が保育園に行くようになってから1ヶ月以上が経つ。
自分も幼少の頃は近所の保育園に通っており、保育園についての知識、イメージはそこで植え付けられたものだ。
そんななか、改めて親という立場で保育園と関わってみると、全然知らなかったことや想定とのギャップが結構あることに気がついた。それらについて書いてみる。
子供の保育園での様子はあまりわからない
まず最大のギャップがこれ。娘は、平日は可能であれば毎日朝から夕方まで過ごしているが、そこで何をしているのかは、どんな様子でいるのかは正直あまりわからない。
もちろん、典型的な1日のパターンなどはなんとなく頭に入っているが、どういう遊びをしているのか、仲の良い友達はいるのか、などそういった細かいことは、保育園の先生との連絡帳を見て知るしかない。
これに対して、別になにか不満があるとかそういうことではないが、「意外と分からんもんなんやな」というギャップが大きかった。まあ、毎日楽しそうに通ってくれていればそれでよし。
めちゃくちゃ体調を崩す
「子供が保育園に通うようになったらよく体調を崩す」というのは、通わせる前から当然知っていて、ある程度覚悟もしていたが、今現在想像を遥かに上回るペースで体調を崩してくる。「今日は快調だな!」という日は、半分あるかないか、くらい。
体調を崩す(体温が37.5度以上になる)と、保育園から迎えにくるように連絡が来るので、いつもそれに怯えながら過ごしている。仕事でお客さんからのお問い合わせが溜まっていても、大事な商談が控えていても、問答無用で子は体調を崩す。
長時間、同じような年齢の子供たちとひとつの空間で過ごしているということもあり、これについてはもう諦めるしかない。こういうことを受け入れられるようになったあたり、子供というアンコントローラブルな存在とうまく折り合いをつけて暮らしていくことには慣れてきたように思う。
親同士の付き合い、コミュニティはほぼない
まだ子供が1歳児のクラスにおり、園でのイベントなどもほとんどないからか、親同士の付き合いやコミュニティのようなものもほとんどない(自分が知らないだけかもしれない...)。
親に時間の余裕のある幼稚園はそういう関わり合いが強く、共働き世帯の多い保育園はみな忙しいので、そんなことに時間をかけていられない、みたいなことなのかもしれない。
こればかりは、子供の年齢が上がっていくにつれて何かしらの変化はありそうだ。これまで全く関わることのなかったような人たちとコミュニケーションが取れるチャンスなので、個人的には結構楽しみにしている。
保育園のありがたみ、ハンパない
1日中ずっと子供といる経験を持つ人には共感してもらえるだろうが、正直めちゃめちゃ疲れる。自宅で、そして自分の子ならまだしも、責任を持って他人の子供の面倒を見るというのは、仕事とはいえものすごい労力だと思う。
保育園に迎えにいくと「◯◯ちゃん、今日は▲▲でしたよ!」とかそういう報告をいただくこともあり、1人1人をよく見てくれているなと思う。
保育園については、痛ましい事故や事件などそういったネガティブなニュースが取り沙汰されることが多いが、日々どれだけ多くの家庭が、安心して子供を預けられる環境に感謝をしているか。そういうポジティブな面がもっと広まってもいいなと思う。いつもありがとうございます。