3月に入り、そろそろ暖かくなってきて「エアコンが要らなくなったな」と思っていた矢先に真冬に逆戻りするような寒波が訪れた。そしてそんな折、「よっ!待ってました!」と言わんばかりにリビングで使っていたエアコンが壊れた。リモコンを操作してもうんともすんとも言わなくなってしまった。今の家に新築時に住み始め、6年半めの出来事である。
とりあえず、考えうるいろいろな原因を探ってみる。まずはリモコンに入れていた乾電池を新品に入れ替えて試してみる。ダメ。リモコンから信号が発信されているかを、スマホのカメラで確認する。光ったので、どうやら発信はしていそう。別の部屋のエアコンのリモコンを向けて操作してみる。ダメ。一回コーヒーを飲んで休憩。エアコン本体の電源を抜き差しし、もう一度試す。ダメ。エアコン本体の「緊急運転ボタン」を押してみる。ダメ。
...おそらくここまでやって動かないということは、もう故障である。こんなめちゃめちゃ寒い日に。
ただよく考えると、エアコンが壊れるタイミングというのは、暑いか寒いかのために、エアコンを使いたいシチュエーションであることがほとんどだ。だから、「よりによってこんなタイミングで...」というのは間違いであって、エアコンが壊れて然るべきタイミングであるとも言える。
賃貸に住んでいるので、デフォルトで取り付けてあるメインのエアコンの故障はオーナーが対応してくれる。サンキュー大家。設備の故障や建物の経年劣化等、そうした事態も見越した家賃にはなっていると思うので、なにも気後れすることなく、ただただありがたくその権利を使わせてもらう。
物件の管理会社に電話をすると、いくつか状況に関するヒアリングがなされ、地域の修理会社に取り次いでくれるとのこと。その翌日(つまり今日)には修理会社の方から連絡があり、午前中に訪問してもらい、エアコンを見てくれることになった。なんたるスピード感。まだ24時間経っていない。
これは推測ではあるが、住宅の設備、特にエアコンについては住人のQOL、というよりはもっとシビアな健康状態にダイレクトに関わってくる事案なので、即座に対応する方針になっているのかもしれない。長年使ってきているとはいえ、耐用年数未満のエアコンの故障は、住人にとってみれば「設備の不備」とも言えなくもない(僕はそうは思っていません)。また特に、夏場にエアコンが使えないとなると、リアルに生死に関わってくるレベルの話になってくるので、緊急の事案として処理されているのではないかと想像する。実際、めちゃめちゃ寒かったし。
11時ごろに修理会社の方が訪問してくれ、エアコンを見てくれた。いろいろ見てもらったところ、結果的にはどうやら制御基板が故障していたとのこと。使用年数的にもあまり多いケースではなかったようで、ちょっと珍しいようだ。最終的にパパっと直してくれて、20分後にはしっかりと元のように動作するようになっていた。こころなしか、いつもより暖かい空気を運んできてくれるようになった気がする。
まだ小さい子どもがいるので、家の室温がちゃんとコントロールできるようになって、とても快適になった。まさにエッセンシャルな仕事だなと思う。修理会社の方だけでなく、電話一本で即日対応してくれる不動産管理会社の仕事も、「当たり前品質」なのかもしれないが、それがちゃんと機能してくれていることがありがたい。なにもかも、「当たり前じゃねえからなあ!」の精神を忘れずに生きていきたい。