新しいコンテンツに出会い、アーカイブがたくさんあると知ったときの興奮は異常

家事や育児、散歩の合間にはよくPodcastやstand.fmの番組を聴いている。聴いている番組は7〜8番組程度でほとんど固定されており、だいたい週に1回は更新されるので、毎週それらを順繰りに回遊している感じ。そんななか、たまにふと気になって新しい番組を開拓しにいくのだが、直近で個人的におもしろいと思う番組を見つけた。『ディグトリオ』だ。

どうやら、新潟県在住の男性3人組が運営しているらしい(たぶん)。まだ、1〜2エピソードを聴いたばかりではあるので、パーソナリティの人柄や番組のバックグラウンドはほとんど知らない。Spotifyのページのおすすめ欄でなんとなく発見し、タイトルが気になったのでなんとなく聴いてみたら、まぁなんとなくいいじゃん、てな具合で出会いを果たした。新しいPodcastとの出会いはそんな感じが多い気がする。

まだ浅い知識なので間違っている可能性はあるが、どうやらメインパーソナリティのうち1人は消防署的なところで働いており、また別の1人は農家を営んでいるようだ(米を作っているっぽい雰囲気あり)。もう1人についてはまだ知らない。これまで自分が聴いてきたPodcastのパーソナリティは、だいたい首都圏に住んでいて、それもIT業界で働いている人が多い印象がある。なので、新潟ローカルの話題や「今年の田植えが終わったら〜」みたいなトークにワクワクする。

この『ディグトリオ』を発見したときに興奮したポイントの1つが、過去のコンテンツがたくさんあるところ。思うに、この「新しいコンテンツを発見したとき、過去のコンテンツがたくさんある」と知ったときの嬉しさ、高揚感はかなりデカい。「うおー!しばらくめっちゃ楽しめるやん!!!」という、新しい宝の山を見つけた感覚。日常で味わえる嬉しさのなかでもかなり上位に位置するものと思っている。まったく同じことを、7年前にもツイートしていた。

年に数回はこの嬉しいタイミングが訪れるが、そのなかでもPodcastなどの音声コンテンツが占める割合が結構高い気がする。おそらく、Podcastなどの音声コンテンツは個人規模でも比較的長く続けられるので、発見した時点でそこそこ継続されているケースが多いという要因が大きそう。単発で終わるPodcast番組はほとんどない。アプリ上でサジェストされる番組 ≒ 人気番組であり、人気番組だから続いてる、ってのもあるか。

いま、すでに7〜8番組くらいレギュラーで聴いている番組があるが、それに加えて『ディグトリオ』も聴いていくことになるだろうと思う。聴く番組が増えることそれ自体は特に問題はないが、いかんせん、1エピーソードの時間が90分程度と長い。これはPodcastならではで、番組や聴取スタイルによっては長ければ長いほどよかったりするので、嬉しい悲鳴である。聴きたい番組の数に、耳の可処分時間が追いついてない。

ただ、Podcastは待ってくれる。プラットフォームさえ残っていれば、ゆっくり後でも聴くことができる。自分の好みが変わらない限りは時間が経っても楽しめるものなので、ゆっくり味わって聴いていきたいと思う。

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